やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

2011-01-25から1日間の記事一覧

得て失うもの

まるで宇宙にいるような錯覚におそわれた。 2010年の12月、京都。 東山から昇った月齢14夜の輝く月には、兎が餅をつく姿は見えず、クレーターがはっきり見える程、迫ってきた。 地球にうっすらかかる大気がレンズの役目をして、東西の空に掛かる太陽や月を大…