やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

2015-01-05から1日間の記事一覧

年末の読書『宿命の子』(2)

『宿命の子』には役所との関係が書かれている。 外務省事務次官の柳井俊二氏の対応が書かれている。 「それで陽平は張成沢との交渉の中身を伝えたが、「ほう、そうですか」のひとことで済まされた。柳井の態度は、困惑というより冷淡で、不吉な予感に陽平は…