やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

2017-01-09から1日間の記事一覧

『妄想とその犠牲』竹山道雄著作集1福武書店昭和58年

Otto Ohlendorf 竹山道雄の『昭和の精神史』は近現代史を学ぶ上で何度でも読み返したい論文であった。 竹山は『ビルマの竪琴』の著者でドイツ文学者。著作集後書きには『昭和の精神史』とこれに続くナチスを扱った『妄想とその犠牲』の2作は歴史的学術論文…