2023-01-01から1年間の記事一覧
パラオEEZ監視に派遣された水産庁取締船「みはま」と「うめさと」 日本国水産庁漁業取締船「うめさと」のパラオ寄港https://www.palau.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00696.html 水産庁取締船パラオ派遣と平和安全法制 日本財団の新たな利権となった監…
インド洋に浮かぶチャゴス諸島に関しては、島嶼であり、自決権であり、海洋保護区であり、国連決議やICJの勧告、そして英国政府の旧植民地への対応など興味深い例が山のようにある。 TWでチャゴス諸島の人々の声をフォローしているが、「人民の自決権」はこ…
故人となられたTrood議員とBateman博士。このお二人の支援がなければ豪州政府を黙らせることはできなかったであろう。 The late Senator Trood and Dr Bateman. Without the support of these two men, the opposition of the Australian Government could n…
米国ジェームズ・F・バーンズとソ連ヴャチェスラフ・モロトフ 北方領土と南洋統治領を暗黙の合意で併合 James F. Burns, USA and Vyacheslav Molotov, USSR Annexation of the Northern Territories ofJapan and the South Sea mandate territory by tacit a…
New Zealand prime minister says Pacific region less secure due to China's assertiveness | Reuters ニュージーランドのクリス・ヒプキンス首相は月曜日、太平洋地域は、中国の主張が強まるにつれ、争いが激化し、安全が保たれなくなってきていると述べ…
French President to make historic visit to Vanuatu, PNG | RNZ News フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、来週の金曜日に短い太平洋旅行の一環として、パプアニューギニアを初めて公式訪問する。 マクロンの旅行はバヌアツも含まれ、ニューカレド…
天皇皇后両陛下パラオ訪問時宿泊施設となった海保の船 RAND研究所、IFRIがミクロネシア海洋安全保障事業を取り上げてくれた事は感謝しているが、この事業に一切関与していない日本人専門家から嘘と作り話を聞かされ、そのまま書いている事は、今後のインド太…
2008年5月FSMモリ大統領からMARSECの合意をもらった 2008年から私が一人で、提案し、立ち上げ、推進してきたミクロネシア海洋安全保障事業。安倍政権のインド太平洋構想に私が海洋安全保障と太平洋島嶼国を結びつける機会まで得たことで現在に至っている。 …
2つ目の修士号のご指導をいただいた渡辺昭夫教授 先生との出会いがなければミクロネシア海洋安全保障事業のアイデアさえ浮かばなかった 2022年、フランスの国際問題研究所(IFRI)アジア事業責任者であるCeline Pajon女史から太平洋島嶼国の海洋安全保障につ…
Ni-Vanuatu (バヌアツ人のことをVanuatuanとは呼びません)の友人のおかげでインド太平洋に生息する恙虫の存在を初めて知る機会を得た。 明治になって初めてドイツ人医師のErwin Bälz によって研究に着手。その後北里柴三郎も研究に挑戦した恙虫。その後多…
フランスの研究所、French Institute of International Relations (IFRI)のCeline Pajonが日本の太平洋島嶼国政策に関する興味深い報告書を書いた。私も数時間に渡り情報を提供し、私自身の事も書かれている。しかし彼女が参照した日本人の情報は嘘が多く、…
恙虫は刺されたら命を奪われる伝染病として長年恐れられたきたのである。日本の東北の特定地域でその生息は確認され、虫の祟りを祓うような伝統的祭事や祠がある。有名なのが出羽三山の松礼祭。大晦日から年明けにかけて行われる。 『死の虫』の著者、小林照…
図1:ツツガムシ病の流行地域(出典:Mandell, Douglas, and Benett’s Principles And Practice of Infectious Disease 8th Edition, p.2225-2226, FIGURE 193-1) https://www.kansensho.or.jp/ref/d41.html より Ni-Vanuatu (バヌアツ人のことはVanuatuan…
"Actually, we want to return them to Japan. Our Congress members in particular feel very strongly about that." Seven or eight years ago now? That's what a US embassy official told me at a cocktail party in one of the Micronesian countries.…
The Indo-Pacific Studies Group is mainly collecting and disseminating information, and nowadays we are posting 4-5 information about the Pacific every day on our Facebook page. The group used to be open to the public, but due to the amount…
6月12−15日に来日していたウィップス大統領は福島原子力発電所を訪ね、処理水の海洋放出に理解を示していたが、日本外国特派員協会ではさらに一歩踏み込んだ形で理解を示した。 特に気候変動が優先する安全保障である島嶼国にとって二酸化炭素を排出しない原…
現在日本と太平洋島嶼国最大の課題となっている福島処理水。強硬に反対しているのは島サミットの共催組織でもある太平洋諸島フォーラムです。IAEAの5月31日の報告を基盤に議論がされましたが、PIF専門委員会からはPIFに対して、すなわち太平洋島嶼国首脳に対…
パプアニューギニアのマラぺ首相も6月12日付けで福島処理水放出への理解を示しました。以下機械訳です。 マラペー首相、核廃棄物管理における国際基準の維持に向けた日本の努力を確認 公開を承認しました: 2023年6月12日(月 ジェームズ・マラペ首相は本日…
福島を訪ねたパラオ大統領府からの処理水に関する正式なコメントです。非核憲法を持つパラオのコメントはどこの島嶼国よりも重いでしょう。 以下機械訳。 ・・・ 2023年6月13日 大統領府 パラオ共和国 コロール、パラオ - スーランゲル・S・ウィップス・ジュ…
比川浜を望む、石垣繁先生。与那国のやしの実大学に来ていただいた。 私が90年代から八重山諸島で開催してきた「やしの実大学」。2023年1月の久しぶりの与那国訪問で自衛隊との共存がうまくいっている訳でもなく、島の中では自衛隊の賛成派と反対派が声を上…
本日よりウィップス大統領が日本入りし、岸田首相に面談します。記事には直行便就航を要請とありますが是非岸田首相には実現に向けて動いていただきたい!そして 昨年パラオ国家安全保障局が策定した国家安全保障戦略も基づき要請している日本との海洋安全保…
第20回となったシャングリラダイアローグでは中国への牽制が明確になる中でとんでもないんニュースが出てきた。 なんと、ドイツの退役空軍パイロットが中国に雇われて現地で指導にあたっているというニュースだ。 一握りの元ドイツの戦闘機パイロットが中国…
同じ言葉を話す米豪同盟の方が実は大きな壁があり、言葉が違う日米同盟の方がうまく行っているという報告書がASPIから出た。 Impactful mateship: strengthening the US–Australia defence relationship | The Strategist この報告書、あまり話題になってい…
インド太平洋ポッドカフェNSCエドガーケーガンが指摘する米中の行方と太平洋安全保障 実は米国に太平洋に来てほしくないのは豪州だったという裏の話をしました。 https://twitter.com/i/spaces/1lPKqBenZrMGb In response to the U.S. signing a defense and…
スペースでも話しました。 インド太平洋ポッドカフェサイパンのパラシオス知事イチオシのミリタリーツーリズム https://twitter.com/i/spaces/1vOxwMagmgRGB?s=20 かつて日本であった北マリアナ諸島のアーノルド・パラシオス知事に日本訪問。最初の面談は濱…
北マリアナ諸島のパラシオス知事が、濱田防衛大臣と4月4日に面談しているが日本のメディアはどこも取り上げていない。そこで私が書くこととした。 サイパン、重要なんですよ。サイパンは日本でした。エノラゲイが原爆を搭載して飛び立った場所。天皇皇后両陛…
スペースでも話しました。 インド太平洋ポッドカフェやしの実大学in与那国 https://twitter.com/i/spaces/1OwGWwkXrkVGQ 与那国、比川浜を臨む石垣繁先生、第一回やしの実大学・八重山実行委員長 再び開催した「やしの実大学」は与那国だけではなく、石垣島…
かつて日本だったサイパン、正式には北マリアナ諸島連邦は戦後も日本との関係は強かった。飛行機で3時間強。信託統治領から連邦へと正式移行した1978年の前年、1977年にJALが就航。1997年には年間45万人の日本人観光客が訪問。2005年にJALが撤退し2008年に…
スペースでも話しました。始まりは大阪の民博でした。 インド太平洋ポッドカフェやしの実大学in与那国(4)タロイモとオーストロネシア語族 https://twitter.com/i/spaces/1DXxyvNlnLEKM 与那国、比川浜を臨む石垣繁先生、第一回やしの実大学・八重山実行委員…
与那国、比川浜を臨む石垣繁先生、第一回やしの実大学・八重山実行委員長 最近、私がやった事業は「私がやった」と言うようにしている。私の事業に一切関与していない人が私に教えようとしたり、酷いのは嘘の情報を撒き散らかしているからである。 で、「や…