やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

ミクロネシアでハンセン病患者が急増

ミクロネシアハンセン病患者が急増」

マリアナ・バラエティ、7月30日のニュースです。

記者はマーシャル・アイランド・ジャーナルの編集長、ギフ・ジョンソン氏。

 マーシャル諸島の人が住む主要な島24のうち、3つの島を調査しただけで、33人のハンセン病患者が確認された。これは10,000人に2人、と言われている比率に対し、同国の人口54,000人に33人。即ち10,000人に6人になる。

 WHOはミクロネシアハンセン病患者が急増している事を報告している。2008年ミクロネシア連邦では124のケースが確認。キリバスでは2008年96人が確認されたが、わずか1年前は42のケースであった。

 マーシャル諸島保健省の関係者は結核菌やハンセン病が拡大しないよう、ヘルス・アシスタントの再教育が必須である、と言う。

オリジナルの記事は下記参照

LEPROSY OUTBREAK RAISES CONCERN IN MARSHALL ISLES

WHO says leprosy growing problem in Micronesia