再びキャンベラ
1ヶ月も経たない内に、再度キャンベラ出張。
前回の出張後、豪州関税国境警備局から会いたいとのメールが早速来た。
「行ってきて。」
「え、私が行くんですか?何を話すんですか?」
「任せる。とにかく行ってきて。」
キャンベラには1年ほど住んでいたので友人も多く、「あら、また来たの?」と夕食で出かけた。Dicksonのレストランは随分にぎやかになった。
今回の出張はキャンベラだけでなく、新しく立ち上げる予定の研究会委員候補との面談もあり、先にウーロンゴンに入った。
ここにAustralia National Centre for Ocean Resource & Securityがある。 海洋政策研究財団の寺島常務に御紹介いただいた同センター所長、マーティン・チェメニ博士と面談。
キャンベラでは上記国境警備局とAsia Pacific Civil-Military Centre of Excellence、国会議員、外務省と面談がある。
出張出発日にトンでもないメールが飛び込んだ。詳細は伏せるが2年前に立ち上げたミクロネシア海上保安案件が煙と消える、いや消えるだけだったらまだいいのだが、火傷を負う事態が発生。
「緊急に連絡をとって関係改善に努めよ。」との指示あり。
なんで出張中に人の尻拭いをしなきゃいけないのか?
ヨブ記やルーズベルトの格言やらを思い出して、自分を納得させた。
まだ解決していない。メールや電話で関係者に連絡を取る作業が続いている。
今回の出張は下記の4つのテーマでまとめる予定。
1.チェメニ博士との12時間の面談
2.政府一丸アプローチの現実
3.Civil-Militaryは可能か?
4.政治主導の実態