やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

ニュージーランドの地震(8)ー海保も救助チームに参加

海上保安庁の職員の方々も今回の地震の救援に来ていることを知りました。

<第一陣>

外務省1名,警察22名,消防17名,海上保安庁13名,医療関係者5名,構造評価専門家1名,JICA業務調整員7名  

<第二陣>

外務省1名,警察8名,消防8名,海保6名,JICA5名,医療関係者4名  自衛隊はニュージーランド国際緊急援助空輸隊(約40名)を編成。  Civil - Milの、連係プレイが取れているのではないでしょうか?    

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いつも参考にさせていただいている『蒼き清浄なる海のために』ブログさんが今回の救援活動について詳しく掲載されているので下記にリンクします。  

シンガポールからの救援隊、というのは意外でしたが、1971年に締結されたイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア間の五ヵ国防衛取極め(the Five Power Defence Arrangements)もありますし、国土の狭いシンガポールの軍隊は豪州やNZで共同訓練をしているそうですから、信頼構築はできているのかも。

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