やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

太平洋への漂流物 NOAAのデータ

 日本財団笹川陽平会長のブログに「漂着物処理に自衛隊を派遣せよ」という提案が掲載されていた。  実は明日からの米国出張ではNOAAも訪問先にあり、この漂流物の件はNOAAのウェッブでちらっと見ていた。  自衛隊が太平洋に流れた漂流物を回収する事は賛成である。これを民間団体が支援する事もとれもよい、と思う。NOAAがどのような活動をしているのかついでに聞いてこようと思います。  米国が、NOAAがカバーしているのは米領だけではない。ミクロネシアを含む太平洋全体をカバーしている。ミクロネシア等の小島嶼国は、それこそ予算も回収技術も機械もないので、日米協力で漂流物の回収作業ができればよいと思う。  下記の地図の赤い三角が漂流物が確認された位置。黄色い丸はその可能性のある場所。  2012年7月12日のデータです。 erma.jpg