やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

東郷平八郎ファンクラブ結成

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世の中何が幸いするかわからない。

笹川会長のブログ、太平洋関係になると時々ご照会をいただきます。

今回はパラオのペリリューにあるニミッツ司令官の碑について調べて欲しいとのご連絡をいただいた。

朝雲」―ペリリュー島の碑―

http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/4331

正直に白状します。軍事方面は苦手、無関心、避けて通ってきました。

で今回は「面倒だなー」と思いつつ、重い腰を上げ、調べました。

そうしたら「棚からぼた餅」、「怪我の功名」、何というんでしょうか。

ニミッツ司令官と東郷平八郎の関係を知る事ができたのです。

東郷平八郎」聞いた事はあるけど、何も知りませんでした。関心なかったし。

知れば知るほど面白い。

ハワイ王朝が白人の手に落ちた時、ホノルル軍港に日本の巡洋艦を停泊させ威嚇したのは東郷。

ガリ事務局長が来日の際に必ず訪問したのが東郷神社

日露戦争東郷平八郎だったのか。。

2014年の一年の計を「1914」にしたのは、この東郷平八郎についても、もっと勉強したいと思ったからです。世界中の非西洋諸国の魂を揺さぶったのが東郷平八郎。西洋中心の世界史の流れを変えたのが東郷平八郎

で、東郷平八郎ファンクラブ結成。

日本軍人の存在を旧敵国の米軍人から教わるなんて、皮肉というか。。

しかし、これは枕詞に使えます。「私は東郷の存在をニミッツ司令官から学びました。」

今年いよいよ人生半世紀。面倒がらずに日々勉強勉強。

人生何が幸いするかわかりません。