日豪EPAも無事可決、アルバニー船団式典に海上自衛隊の「きりさめ」が参加し、そして今週はG20で日米豪首脳会議が7年ぶりに開催される。
日清戦争以来仮想敵国だった日本、南洋諸島をなにがあっても日本から取り戻したかった豪州、第一次世界大戦の恩義などもみ消して歴史から抹殺した豪州。
いよいよ、その豪州が日本との関係強化に、経済だけでなく防衛も含め乗り出した事は喜ばしい事である。
だって、豪州にこの広大な太平洋を守るキャパは、残念ながらないのだから。米国もそれは百も承知している。
ところが、である。
あのケビン•ラッドが先月10月に韓国で開催された会議で
「日本は韓国に対してもっと慰安婦の件を謝るべきである。私はアボリジニにしてきた200年の歴史を謝り続けてきた。」
と述べているのを知り、やっぱりここに書いておこうと思った。
J Global-Chatham House Forum
ラッドよ、日本人は白人豪州人のように、狩りの対象としてアボリジニを殺したり、メラネシア諸島(パプアニューギニア、ソロモン諸島、バヌアツ)から6万人も「拉致」をした歴史はない。後者については豪州政府は謝罪も補償もしていないゾ。
王立国際問題研究所、もどうかと思う。
問題は、こういう発言をする豪州人が指導者層に、軽く半分はいるという事である。
人種差別は過去の事です、というなかれ。
1984年、アボリジニ問題の解決策を提案した豪州の鉄鋼王の記録である。
飲み水に毒を入れて皆殺しにせよ、と。
ラッドってこんな奴だったとは知らなかった件