レメンゲサウ大統領が掲げる「海洋保護区」しかも100%の商業漁業禁止を目指している。
政権発足と共に御旗に掲げ、世界のセレブ、ビリオネラー、プロパンガンダ環境組織を味方に前進してきた。
パラオ議会が一向に審議に入らないのに業を煮やして、若者の支持を集め、いよいよ国民投票で決める、と大統領言い出したようだ。
"Palau President prepared to call referendum on marine sanctuary plan"
Updated 20 April 2015, 17:40 AEST
ところが事態は意外な展開に。
漁業資源管理地域組織のPNAトップが、始めて正式なコメントを、パラオ政府の要請を受け発表した。
商業漁業禁止にした場合パラオに割り当てられているVessel Day Scheme (VSD)を他国に販売する事は理論的に考えられない、としている点は、今までレメンゲサウ政権が国民に説明してきた内容と異なる。
パラオの海洋保護区案に対するPNAの回答
http://blog.canpan.info/yashinomi/archive/1176
本件について、パラオのジャーナリストの下記のコメントでは、レメンゲサウ案は世界の国が支持してきた、と述べているのだ。
これは違う。PNA, FFA以外にも日本政府を始め関係諸国、支持はしていない。
支持しているのはPEWとお金持ちとセレブだけだ。(それと軍需産業関係者。)
情報が、明らかに操作されているとしか思えない。
Palau President not prepared to let PNA boss derail marine sanctuary scheme
Updated 27 April 2015, 11:24 AEST