やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

水不足が深刻なパラオ。日本からのタンクが届く!(追記)

水不足が深刻なパラオ。日本からのタンクが届いたそうです!

April 7-NEC Update: Water Stations to be built in areas most affectedWater hours and the water distribution schedule...

Office of the President, Republic of Palauさんの投稿 2016年4月7日

下記、外務省のウェッブから。

「パラオ共和国における干ばつ被害に対する緊急援助」

平成28年4月4日 1 4月1日,

我が国政府は,パラオ共和国において発生している干ばつ被害に対し,同国政府からの要請を受け,国際協力機構(JICA)を通じ,緊急援助物資(ポリタンク,簡易水槽及び浄水器)を供与することを決定しました。

2 パラオでは,一般的に11月から4月にかけて乾期にあたり,例年,降雨量が少ないものの,特に本年は昨年からのエルニーニョの強い影響により極端な水不足が発生する厳しい干ばつ状態が続いています。これを受けて,3月22日,レメンゲサウ大統領は干ばつによる非常事態宣言を発出しました。

3 我が国としては,我が国とパラオとの長年の友好関係に鑑み,干ばつ被害に対する人道支援のため緊急援助を行うこととしました。

 

追記

今回のパラオの水不足問題。高須院長始め日本国内の反応がすごかった。 ここ数日のブログへのアクセスは通常の3、4倍。 本来こうあるべき。日本人の反応は正常である。 他方、水不足真っ最中のパラオにのこのこ出かけたディカプリオは米国環境NGOなんかと環境保護の美名の下に租税回避活動をパラオでやろうとしたり。 米国の環境NGOがパラオの人々よりも自然の方が大事(即ち金!)である事が露呈したわけですw。