伊勢志摩で開催されたG7にパプアニューギニアが、アジア太平洋諸国の代表として、アウトリーチ会合に招待されていました。
チャド、スリランカ、バンフラデシュ、パプアニューギニア、ベトナム、ラオスの6カ国
"G7 meets developing countries amid China concerns"
By AFP , 27 May 2016
外務省のウェッブ情報によると下記のインフラ、海洋安全保障、保健、女性の4点で一致したようだ。
− 信頼性のあるインフラにより地域の連結性を強化すべく,「質の高いインフラ投資」の推進や制度改善・人材育成等によるインフラの一層の活用が重要であるとの認識で一致。
−「開かれ,安定した海洋」の確保のために,(1)法に基づく主張をすること,(2)主張を通すために「力」や「威圧」を用いないこと,(3)紛争は平和的に解決すべきこと,の3点が重要であるとの点で各国・機関と一致。
− 保健に関し,感染症等の公衆衛生危機への国際社会の対応能力の強化,また幅広い保健課題への対応の鍵となり,危機対応にも資するユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の推進,AMRへの対応強化等が重要との点で一致。
− 女性については,女性のエンパワーメントと男女平等の推進が,持続可能な成長のためにも不可欠との点で一致。
日本に発つ前のオニール首相のテレビインタビューがあった。
パプアニューギニアが始めてG7に招待された事を強調しているのだが、G7メンバ−国に、ロシア、中国を上げている!外したのはフランス、カナダ。確かに両国はPNGとあまり関係なさそうだが、、
このアウトリーチ会合が「対中国」政策である事は上記の一致点で明確だから、オニール首相の感想はいかに?