やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

パラオ上水道改善計画に18.43億円の日本ODAが決定

パラオの水不足問題で、配水管の故障を知り、水道も日本が支援すべし、と言っていたら本当になってしまった。

というか、パラオ政府と日本政府はこの問題を以前より認識し、協議や調査を重ねていたのであろう。これで、電気、通信(ADB経由だがこれも日本)、上水道、ごみ処理、海洋安全保障、空港(双日と日本政府)と大きなパラオのインフラは日本が支援する事となる。

後は下水道と、医療、教育である。日本パラオ連合が、実質構築されたわけだ。しかし、インフラの箱もの支援だけで終わらせて行けない。運営、維持の支援も必要だから、やはり日本パラオ連合のような形を取った方がよい。今に、帝国主義だ、植民地主義だ、従属援助だと言い出す輩がでてくるに決まっている。八千代エンジニヤリングがコンサルタント、飛島建設の施行で2018年3月に完成。

日本国政府ODA – 上水道改善計画|JAPAN GOVERNMENT ODA ON WATER SUPPLY SYSTEM IMPROVEMENT

http://palauembassy.or.jp/blog/2016/06/oda-water-supply-system-improvement/#.V1nPFCOLTJy

 

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