パラオ大統領選に神経が集中し(且つすり減らし)オーストラリアの件が気になっているがなかなか書けないままだ。
特に今年初旬に出された防衛白書。日本ではほとんど議論されていないのではないだろうか?
豪州の防衛と言えば、防衛大学の福嶋輝彦教授だがウェッブには議論など見つけられない。。
そんな中、面白いニュースが日本のメディアに飛び交わっている。
南シナ海の国際司法裁判所の判定を受け、豪州外相ジュリー・ビショップが中国政府を批判。それに対し中国から攻撃が始まっているのだ。
さらに、もうほぼ中国の植民地となっている豪州の政治経済が黙っている中で、なんとオリンピック水泳選手が別件だが、中国に応酬。
それが記事になっているのだ。
北朝鮮ばり恫喝、中国メディア「張り子のネコの豪軍は理想の攻撃対象」…南シナ海からの排除狙い
2016.8.7 産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/160807/wst1608070006-n1.html
豪州に強まる反発=ドーピング発言、「南シナ海」影響-中国〔五輪〕
2016/08/09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080900839&g=spo
豪軍が張り子の虎どころか猫だとの中国の誹謗中傷記事に、親中反日のはずのローウィ研究所Euan Graham氏がThe Australianの紙面で反論した。
Global Times spray is an attempt to bully us out of South China Sea
EUAN GRAHAM The Australian12:00AM August 2, 2016
こちらが張り子の猫の誹謗中傷記事
‘Paper cat’ Australia will learn its lesson
Source:Global Times Published: 2016/7/30
http://www.globaltimes.cn/content/997320.shtml
果敢に応酬したローウィ研究所Euan氏は昨年か一昨年、英国から来た方でオーストラリア人ではない。豪軍が全く機能せず、問題山積みなのはオーストラリア人、そして豪軍自身が認識している事である。
そんな弱気な豪州王立海軍を励まそうと思い、当方はある会議で「張り子の虎だって、立派な Art of War です。日本には豊臣秀吉という将軍がいてウソの要塞を築いて敵を退治したのです。」と話した事がある。図体と態度がデカいので虎で行けるとおもうけど。。