やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

パラオに海上自衛隊「しもきた」が寄港中

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 パラオ沖に停泊中の海上自衛隊輸送艦「しもきた」

パシフィック・パートナーシップ2016に参加している海上自衛隊の輸送艦「しもきた」がパラオを訪問中である。 期間は7月29日から8月15日と2週間強。 詳細は下記の防衛省ウェッブにあるが、民間の医療組織も参加し、寄港地での医療支援を行う。http://www.mod.go.jp/j/press/news/2016/06/01a.html

早速facebookに出ていたのでコピーしておく。 驚いたのが、高須院長も参加いただいているパラオ柔道連盟への支援である。畳と柔道着を寄付したようだ。これは”スポーツ分野における政府の国際貢献策「スポーツ・フォー・トゥモロー」”の一貫だという。

パシフィック・パートナーシップ2016を迎えたのがパラオ政府のベルズ法務大臣とクアルテイ国務伊大臣。そのニュースもコピーしておく。こうやって海上自衛隊の船が2、3ヶ月に1回パラオ海域を回っているだけで相当な抑止力、違法操業対策になるんじゃないかと思うんですが、どうでしょうか?

"Palau Vice President Welcomes Pacific Partnership 2016" Story Number: NNS160809-08Release Date: 8/9/2016 http://www.navy.mil/submit/display.asp?story_id=96116

それから未確認だがペリリュー島で日米合同の慰霊祭が行われていると聞いている。これも未確認だがこの慰霊祭に日本大使館即ち大使が参加した事はないと聞いている。 民間が参加してきたとは言え、仲間の慰霊をするために70年を待たなければならなかったのだろうか?