やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて30年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

「島と海のネット国際会議」と太平洋島サミット2018

昨年の「海と島ネット国際会議」の笹川会長のスピーチを読み返した。

 「島と海のネット国際会議」―基調講演― [2015年06月08日(Mon)

http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/4956

 

この会議に笹川会長のスピーチをいただいた方がよいと寺島さんに提案したのは当方である。

笹川会長の下で26年太平洋島嶼国を担当させていただいている。

笹川会長が太平洋島嶼国の事をしっかりと見ている事は自分が一番知っている立場となったのではないだろうか?思い切って寺島常務にご提案させていただいた。

当方が26年、緊張と共に太平洋の島々の業務を継続できたのは笹川会長のおかげである。

 

このスピーチで笹川会長が提案された「海洋を総合的に管轄する国際機関の設立の必要性」は今でも当てはまる。

特にPIFに仏領のニューカレドニアとタヒチが正式加盟し、2年後2018年の第8回太平洋島サミットではさらに海洋管理が重要な議案となるのは明確。

今から協議を開始しないと間に合わないであろう。 

 

参考

「島と海のネット国際会議」と太平洋島サミット2018 - やしの実通信

 

French EEZ フランスのEEZ(追記あり) - やしの実通信

 

 1997年プルトニウム太平洋輸送対策として開始したこの政府主催の島ミットがマトモに動き出したのが2000年からで、笹川会長のスピーチにあるように小渕総理が笹川会長にアドバイスを求められた結果である。ここら辺のやり取りは笹川会長に叱責されながら当方も動き回ったので思い出深い。

(そうだ、そのおかげで外務省の宮島昭夫大洋州課長にお礼としてフレンチをごちそうになりました。(多分国民の税金で)奢ってくれた官僚は今のところ宮島さんだけだから何度でもこのブログに書く。)