パラオ大統領選に立候補しているスランゲルジュニア。
あまりメディアに彼の公約とか出て来ない。というか、メディアが異常に静かである。
当方がパラオ語がわからず、認識していないだけかもしれないが、英語の彼のインタビューがあったのでアップしておく。
お母様が米国メリーランドの方。
インタビューの中で興味深いのが、政治家になるために米国籍を捨てる時、頭は確かか?米国籍は一度破棄したら二度と手に入らないんだぞ、と言われたということだ。
それから、パラオはクック諸島に次いで太平洋島嶼国で2番目に人口一人当たりのGDPが高いのだが、貧困の差は太平洋島嶼国の中で一番大きいのだそうだ。
これは知らなかった。パラオの中の貧しさ、というのを見る機会がいままであまりなかった。
それに、パラオの若者の職がない、というが8千人とも言われている外国人労働者は何を意味するのであろうか?パラオ人の職は5千人だそうだ。職のない若者は麻薬を売っているという。
今回、例えスランゲル候補が負けても、接戦であった事はパラオ社会がレメンゲサウ政権が築いて来たパラオ社会の現状に疑問を投げかけている事は変わりない。