やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

内閣府の意見交換会「島のゆんたくin石垣島」

あれっ? 

内閣府が20年遅れくらいで、私がやってきた「島で島を語る会」とか「やしの実大学」みたいな活動を開始したようだ。

 

沖縄が復帰した40年前にやるべき内容かと思いますが、すばらしいです。

自衛隊は平時に民間にどのように活用されるか、それが本来の目的ではないはずですが、実際に島に住む人々にとっては災害、医療、治安面などで活躍してくれる自衛隊を望んでいるはずです。後島固有の文化、歴史の保護。保護と言っても八重山は移民の島で決してよそ者を排除する文化ではないはず。その中で島の歴史がどのように守られていくか、特別な支援が必要だと思います。

 

離島振興キックオフ 鶴保大臣が意見交換 専門学校誘致の要望も

政治 · 行政 · 2017年1月 八重山新報

石垣市に初来島した鶴保庸介沖縄担当相は21日夜、「持続可能な島の暮らしと産業」をテーマとした内閣府の意見交換会「島のゆんたくin石垣島」で、専門性を持つ地域の代表者らと交流し、離島苦の実情などを聞いた。鶴保大臣は「これはキックオフです。いろいろ教えてほしい」と離島振興への意気込みを示した。参加者からは、「専門学校等の誘致」「エネルギー資源活用」などの要望があった。

 竹富町立竹富島診療所医師の石橋興介氏は、「竹富島クライシス」と銘打ち、島の医療現場を紹介。「脳神経外科、循環器内科外科の医師の確保、医師の質の担保を国・県が主導して行ってほしい」と求めた。また、竹富島から自衛隊ヘリで本島に患者を搬送したケースを示し、「(石垣市への)自衛隊配備は医療の観点から前向きに考えて良い」と述べた。