トランプの難民政策でSNSは賑わっている。
米国政治も難民問題もよくわからないので傍観しているが、豪州のターンブル首相との電話会談でトランプ大統領が電話を切ったというニュースはこのブログに書いておきたい。
太平洋島嶼国のナウルとパプアニューギニア北部にあるマヌス島にいる難民の件なのだ。
この案件ガーディアンがしっかり追っている。
この２つの島にいる難民を米国が受け入れる約束を昨年11月にオバマ政権がした。
この２つの難民センターでは暴力、強姦、自殺などが続き国連機関からも非難されている。パプアニューギニア裁判所は違法との判断を下した。
このような難民が何千人と毎年オーストラリアの沿岸にボートで違法に到着する。
豪州海軍は太平洋の魚を守るだけでなくこれらの違法難民対策が大きな業務となっているのだ。
この電話会談の後、トランプ大統領は下記のようにツイート
“Do you believe it? The Obama administration agreed to take thousands of illegal immigrants from Australia. Why? I will study this dumb deal!”
これから調査する、と言っているのは希望が持てる。
オバマ政権が小国パラオに押し付けたグアンタナモ捕虜収容所にいたチベット人の事も知って欲しい。
＜ガーディアンの記事＞
Q&A: what is the Australian refugee deal and why has it angered Trump?
Australia struggles to save refugee agreement after Trump's fury at 'dumb deal'
Trump rages at 'dumb deal' with Australia over refugee resettlement – as it happened
Trump lashes 'dumb deal' with Australia on refugees after fraught call with Turnbull
