BBNJの協議。海洋問題を知らないイデオロギーが強い、環境系が多い、と関係者から噂で聞いていた。
このベルギー政府の交渉官の記事を読んで、本当かもしれない、と思った。
Time for everyone to sign up for strong ocean governance
By Sophie Mirgaux 2017年4月19日
公海にMPA(海洋保護区)を設定する提案をする事が書かれた後にSmall Island Developing States (SIDS)が出て来るのだが海面上昇、海洋酸性化、珊瑚の白化、漁業資源の管理が重要とある。これが公海のMPAとどうつながるのか?
しかも、今年10月にマルタで開催される”あの”デカプリオ、ピュー、ケリー長官、そしてアップル副社長だった国務省事務次官が行っていたOur Ocean conferenceの事が出てくる。
ここまで読むと、まともでない、という確信が。。
この記事の執筆者Sophie Mirgaux女史は国際法と人権を多分学部レベルで学び、NGOでアドボカシーアシスタントをしていたのだそうである。とても海洋問題の専門性があるように見えない。
こんなのがBBNJ、即ち国連海洋法条約の実施協定に関係しているのか?
ベルギー政府は何を考えているのであろう?