やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

ヘレン・クラーク元NZ首相の旭日大綬章受章の意味

 

ニュージーランド元首相、そしてUNDP総長を昨年まで務めたヘレン・クラーク女史がこの秋の旭日大綬章受章を受章される事とになった。

あまりニュースになっていないのではないだろうか?

 

私は、この受章は日本NZの2国関係のみならず、太平洋島嶼国との関係においても重要だと考える。対太平洋島嶼国支援では、豪州よりニュージーランドの方が強い影響を持っている面がある。(書くと長くなるので省略)

ニュージーランド新政権、若干37歳のジャシンダ・アーダーン首相を支えるのがこのヘレン・クラークなのだ。

 

長期政権を維持したヘレン・クラークを追いつめたのは、実は大陸棚の問題。

これはもう少し調べてから書きたいけれど自分の今の研究につながるので興味津々ではある。

下記は今年5月に収録された1時間のインタビュー。

 

The Commander - Helen Clark

5 May 2017

http://www.radionz.co.nz/programmes/the-9th-floor/story/201842639/the-commander-helen-clark

 

 

この労働党のコメントも興味深い

Most Māori don't care about foreshore and seabed - Jackson

http://www.newshub.co.nz/home/shows/2017/10/most-m-ori-don-t-care-about-foreshore-and-seabed-jackson.html