やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

河野外相のインタビューの意味がわかったSDGセミナー

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河野外相がフランステレビのインタビューで、米国がパリ協定離脱をしても米国の企業の貢献は大きい、と述べていた意味が今日わかった。

 

気候変動もSDGもきちんと追っていなかったので、本日世界人権問題研究センターが主催する「SDGs時代の企業の社会的責任をかんがえる」と言うセミナーに参加した。

実は当方の指導教官の坂元茂樹教授が同センターの所長をされているのだ。

 

経団連の関正雄さんの講演では米国、欧州のサスティナブル投資がダンチなのだ。

米国は2016年には8,723ビリオンドル(900兆円?)これに比べ日本は50兆円。

 

それからSDGは途上国のテーマかと思っていたら日本企業にも深く関係がある事、さらに人権問題に関連し、英国では2015年に「現代奴隷法」が」制定されていた話なども初めて知った。

 

「企業」と言うテーマはあまり身近ではないが、消費者としての責任が気になったところである。