日米豪印を結ぶダイヤモンド ー のセキュリティ。
「セキュリティ」は本来広い意味を持つ。
この4カ国がインフラ支援を開始するとのニュースが一昨日流れた。
中国の一帯一路への「対抗策」ではなく「代替策」であるとのこと。
日米豪印、中国対抗で「一帯一路・代替案」検討 米豪首脳会談で協議へ
2018年2月19日
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9551.php
日米豪印、「一帯一路」代替案を検討 米豪首脳会談で協議へ=豪紙
https://jp.reuters.com/article/china-beltandroad-quad-idJPKCN1G3035
日米豪印の4カ国高官、アジアインフラ計画を検討
Jason Scott 2018年2月19日
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-02-19/P4DGWY6KLVR401
この動きを主導したのが日本の安倍政権である事は昨年の下記のニュースで明確だ。
安倍首相 日米豪印で戦略対話 「一帯一路」対抗、設置提案へ
毎日新聞2017年10月27日
https://mainichi.jp/articles/20171027/ddm/008/010/031000c
そして昨日あげた中国関係の議論を知れば、なんて事ない「一帯一路」を導いたのは、太平洋島嶼国やインド洋の途上国に真空状態を作って中国を招いたのは、先進諸国なのである。
それは人口数万、数十万の小国に高額なインフラ、医療、教育は必要ない、という開発サークルの共通認識だったのだ。これは以前ブログに書いた。
中国はレーニンの自決権を理解しているのだ。自決権によって小国が何十も誕生する事はマルクス、レーニン、ルクセンブルク、バウアー等々誰も考えていなかったのである。
小国でも主権国家であり、経済も政治も自立すべきと非現実的思考、妄想・イデオロギーに囚われているのは民主主義国家の方であったのだ。インフラ、教育、医療とどんどん支援すべし!