やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

海保の有川君がバカにしても安倍総理が読んでるこのブログ

第8回島サミットの安倍総理のスピーチ。
オーストロネシア語族のバナナの話が出てくるのだ。
安倍総理はこのブログを読んでいる!安倍総理でなくても周囲の人が、外務省か誰かが読んでいないとあんな事はかけない。だって太平洋島嶼国の首脳だって知らない専門的知識なのである。

やっとこのブログが国家のために役に立つようになったと思うと、これからも張り切って書こうという気になる。
始まりは ー 笹川陽平会長である。笹川会長がこのブログを開始せよ、と。最初グズグズしていたら、さっさと始めよ、と。さらに、エロ話を書かないと読者は増えないぞ、とまで細かいアドバイスをくれるのだ。

ところでこのブログを頭から批判した人が数名いる。
一人は産経新聞の千野けいこさん。私が彼女を笹川平和財団に連れてきたのだが、このブログについては「あんなの論文でもエッセイでもない。」とご意見を聞いたわけでもないのに一方的に批判された。 ブログに論文書かないと思うが、エッセイ程度のつもりだった。まだ最初の頃で如何かこうか悩んでいた時期だ。20も30も年下の子にはもし心でそう思っても、そんな事は言わないようにしようと反面教師の鏡とさせていただいたいる。

もう一人は、海保の有川君。
私「笹川会長も読んでるらしいからがんばって書いているのよ。」
有川君「え、笹川会長にそんな暇があるのか。」
キャンベラの出張中に言われた彼の言葉は忘れない。その後会うたびに人を批判する言葉を投げかける。これも普通心で思っていても言わない。よほど性格に問題があるのではないだろうか。

たかがブログ。
でもね、千野さん、有川君にバカにされても、安倍総理が参考にしてくれるんだったら最高じゃない。