このブログでは、太平洋島嶼国の「闇」の部分をかなり書いて来た。
さすがにテロとは太平洋島嶼国は無縁であろう、と思っていたがあのパラオでイスラム過激テロリストが養成され、インドで逮捕されたというニュースである。
インド人のQamar-uz-Zamaは2008年から2012年パラオのお店で働いていた。その間、インドネシアとオーストラリアからパラオに来ているイスラム人々の宗教グループに参加し、過激ムスリムとなった。
パラオの人口の半分近くが海外からの労働者である。彼らの行動を監視するほどの法執行キャパシティはないはずだ。それに頑張ってはいるが30名弱の海洋警察では国家安全保障は守りきれない。海からいつでも、どこでも侵入できるのだ。以前はビンラディンの逃亡先という噂もあった。
脅威は中国だけでは、自国公務員の汚職だけ、ない。