やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

中国政府トップ外交官を太平島嶼国に配置

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中国政府は太平島嶼国外交に力をいれており、各大使館、太平洋諸島フォーラムへの出席者は国のトップレベルの経験のある外交官を配置している。

また、加盟国でもオブザーバーでもない太平洋の地域機関への支援も積極的だ。

観光も積極的に進めており、それはフィジーとパラオが中心で全体の80%を占める。それでも観光客数の総数はニュージーランド、オーストラリアと比べて少ないが2040年には百万人近くなる見込みだ。

 

中国の対太平島嶼国政策は正しい。

国のトップレベルの経験のある外交官を配置する事を日本政府にも提案したい。太平島嶼国、実は高度な安全保障や国際的動きをしているのだ。世界のトップの犯罪が平気で行われている。