やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

再び「やしの実大学」in与那国(4)大阪民博

スペースでも話しました。始まりは大阪の民博でした。

インド太平洋ポッドカフェ🏝やしの実大学in与那国(4)タロイモとオーストロネシア語族

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与那国、比川浜を臨む石垣繁先生、第一回やしの実大学・八重山実行委員長

再び「やしの実大学」in与那国は大阪の民俗学博物館から開始した。招聘した(と言ってもオーストラリアからの旅費はご負担頂いたのだが・・)洪教授がぜひ民博を、民博にいるピーター・マシューズ教授を訪ねたいとのご意向だった。

マシューズ教授、「やしの実大学」の主催母体であるインド太平洋研究会のアドバイザーである。タロイモ研究の世界的権威だ。安倍総理が第8回島サミットで語ったバナナ同様(私が教えた)タロイモもオーストロネシア語族のインド太平洋拡散を知る重要な植物である。

2019年に京都で講演会を企画した。

洪教授は民博の展示と偶然開催されていた台湾にも関係するセミナーに参加されご満足いただけたようだ。その日は八坂神社の裏にある「芋坊」で里芋を堪能した。(洪教授に奢っていただきました!)

久々にお会いしたマシューズ教授からご自身の人生を語った雑誌をいただいた。

許可をいただいていないので後で削除するかもしれないがスクリーンショットを貼っておきます。八十二文化財団から発行されている「地域文化」No. 144 2023 春号

里芋の研究が世界を、数千年の人類の歴史を学ぶ事になるのです。安倍総理はインド太平洋とバナナの拡散にそのことを認識された、と信じたい。