やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

女王陛下が守る学問の自由

キャンベラ訪問では権威あるAustralian Humanities Research Council (AHRC)を訪ねる機会があった。コーヒーをいただきながらの立ち話で「日本の学術会議の自立性、特に軍事研究に関して議論があるが、豪州はどうですか?」と尋ねたところ興味深い回答をいただいた。

豪州には学術協会が5つあり。その内2つがRoyal Chaterで創立されているという。これは政府が変わっても学術分野の自立性を維持するために1969年の施行された。同組織の設立自体は1954年だ。

下記の同組織のウェブを機械訳すると・・・

1969年6月25日、エリザベス2世女王陛下は、オーストラリア人文科学アカデミーを設立する請願書に王室の同意を与えました。王立憲章は、アカデミーの目的と目的を規定し、オーストラリア人文科学アカデミーを組み込んでいます。

Our history – Australian Academy of the Humanities

上記のサイトからRoyal Charter がリンクされている。その内容も興味深い。

 

第二代エリザベス女王は、イギリス、オーストラリアおよびその他の王国と領土の神の恩寵により、女王であり、連邦の長であり、信仰の擁護者である:
本書を受け取るすべての人に、告ぐ!

で始まる文章は機械訳で日本語訳できないので、省略するがエリザベス二世はしっかり目を通しているだろう。

さて、学問の自由と言えば、地球が回っていると主張して火炙りの刑になった学者がいたのはイタリアだったか?世界最古の学会 Accademia dei Linceiは1603年イタリアで設立されている。Linceiは大山猫(科学が必要とする観察力を象徴する鋭いビジョンを持つ動物)