やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

2018-02-04から1日間の記事一覧

『和辻哲郎と昭和の悲劇』小堀桂一郎著2017年

近現代史を知識人の精神の変容に視点を置いてかかれた書籍である。 何故、私がこの本を読む事になったのか? 3つの理由がある。 1.近現代史への関心 ー 日本と太平洋の関係を知るには第一次世界大戦が欠かせないし(実は天佑丸の航海などもっと前から関係…