ニセコから離れられない。少し距離を置きたのだが。 でも、これで最後にしたい。春が来るまでは・・・ ニセコに、日本に、スキーを紹介したオーストリア・ハンガリー帝国軍人、セオドール・フォン・レルヒ少佐の事だ。多分今回のニセコ訪問で、香港の李嘉誠…
https://twitter.com/i/spaces/1eaJbrXlEjBJX?s=20 1時間以上、熱い話し合いが続きました。次回はオフラインでニセコからお伝えしたいと思います。 500人近い方に参加いただきました。
ミクロネシア海洋安全保障事業を扱うのであればofficialに動かないとダメだ、と畏友Cleoに言ったら「それはあなたがofficial positionだからよ」と返された。 いや、それは違う。私が意図的にofficialにしたのだ。国家安全保障の問題である。太平洋の安全保…
2022年12月に初めてニセコ、倶知安を訪ねました。顔面麻痺の回復途中だったのでスキーではなく温泉に。今までメールだけでやり取りし、お会いした事のない田中義人町議にお会いすることが目的でした。 滞在先のコンドミニアムは中華系の人ばかり。「ああ、福…
中国の植民地、ニセコシリーズ。今回で最後です。 初めて訪れたニセコで、初めてお会いする倶知安町田中町議から「もう手遅れ」と言われこのタイトルにした。確かにニセコ滞在中、ニセコの文化や歴史に触れることがなかった。私が北海道を最初に訪ねたのは、…
中国の植民地、ニセコ(9) ニセコを植民しているのは香港資本であった。そしてそのリーダーは李嘉誠。日本軍の占領で広州を逃げ、香港で叩き上げた「超人」である。アジア一の金持ちで世界の経済を動かしている。その次男のリチャード・リーが東京駅丸の内…
香港の、アジアの超人にして金持ちの李嘉誠。その次男、リチャード・リーこそがニセコのパークハイアット ニセコHANAZONOの土地を買い、開発した人物である。 長男と違って、青年期から父親に敵意を抱いてきた。留学中は父親からの仕送りを受け取らず、マク…
中国の植民地、ニセコ(7) 丸の内とニセコを買ったのはリチャード・リー。その父親が李嘉誠である。番外編で『秘録 華人財閥』を少し紹介した。李嘉誠を中心に、著者曰くジャーナリスティックな視点で書かれている。ウェブにも情報は山ほど出ているが、玉…
他国の安全保障に関わる事は、他人の人生に関わる事と同じで非常に神経質になる必要がある。 特に国家安全保障に関わるのであれば、Sea ShpherdやGreen Peaceのように適切なプロセスを踏まずに進めてはいけない。 私が2008年にミクロネシア海洋安全保障事業…
中国の植民地、ニセコ(6) 田中町議の運転する車は、まだ未開発の雪の平原、花園地区を猛スピードで走る。 「ここがサンシティが購入した土地ですよ。」 2021年6月ニュースになり、私がニセコに関心を持ったきっかけだ。 20ヘクタール、東京ドーム4個分…
www.youtube.com Happy New Year! I have not been able to summarize last year or my New Year's ambitions. At the end of the year, I watched again the video of retired Maritime Self-Defense Force General Takashima, who gave a lecture at the P…
私のタイプではないが、この甘いマスクで富豪に成り上がった李 嘉誠。彼が中国のニセコ植民地化の張本人なのであろう。彼を知ることがニセコ始め、中国脅威論を知ることに 今回のニセコ訪問は、三合会がニセコをどのように侵食しているのか?という関心であ…
中国の植民地、ニセコ(5) ニセコを中国の植民地とした張本人である香港資本の前に、ニセコ・倶知安町が世界のスキーリゾートとなった歴史も書いておきたい。と言っても100年の歴史である。これはプロスキーヤーでもあった、田中義人町議から以前聞かされて…
中国の植民地、ニセコ(4) 「オーディン」という北欧神話の神を社名にした会社のオーナーはニコラス・ゴーンタルドという香港在住のフランス人であった。英語のインタビュー記事をいくつか見つけた。 ゴーンタルド氏はBluetooth対応携帯電話で動作するよう…
中国の植民地、ニセコ(3) Niseko と言う名前は世界共通言語になっている。今回訪ねたのはニセコと言ってもニセコ町ではなく隣の倶知安町である。なぜ「くっちゃん」ではなく「ニセコ」なのか?田中町議に聞き忘れた。両方とも語源はアイヌ語だ。「ニセコ」…
中国の植民地、ニセコ(2) 「ニセコはどうにかなりそうですか?」 初めて直接お会いする田中義人議員に聞いた。 「もう手遅れです。今は他の地域がニセコのようにならないよう、状況を説明する努力をしています。ニセコほどではないが、北海道至る所同じよ…
中国の植民地、ニセコ(1) 「リエコ、ニセコに3ベッドルームのコンドミニアムを数週間予約してあるんだ。子供たちの家族が来る前に来ないか?」 欧米人の大型ホリデーはクリスマスである。8月ではない。 顔面麻痺で今回スキーはできないが温泉に入ってニ…
某国、国防省からの照会があったのでまとめたメモ。表に出して良い内容と思うのでここに。。 There is almost no maritime security law enforcement in the Marshall Islands, FSM. Or there is probably almost no maritime security law enforcement in P…
10月27日にかなり遅れて発表された米国2022年国防戦略。 米国専門家の評がどんどん出てる。今日Twitterで見つけたのが豪州のAshley Townshend氏の評だ。 機械訳をかけてみた。 Biden’s National Defense Strategy (NDS) is finally out. From an Indo-Pacifi…
本日、2022年10月22日。豪州パースにおいて日豪の安全保障枠組みが大きく動いた。岸田首相が豪州を3日間訪問。下記の合意文書を署名。 英語を機械訳で貼っておく。 Australia and Japan Strengthen Security Cooperation | Prime Minister of Australia メ…
中国の一帯一路。過去の英米日仏等々の植民地拡大と大差ないどころか、中国より酷いと思うことが多々ある。 久しぶりに訪ねたフィジーで以前から気になっていたクーデターの背景を改めて調べた。背後にはマホガニー投資をめぐる英米の駆け引き。フィジー国内…
地域研究の元祖は、植民地運営にある。そしてそれはアダム・スミスの人文主義の影響を受けたラッフルズが代表的で、日本の後藤新平による植民はその影響を受けていることを、後藤自身も、新渡戸も、そして後藤の植民政策を第二次世界大戦に反対する意味で書…
最近の自決権の学術議論をウェブで検索していたら見つけた論文である。 論文自体は1986年のもので1987年に家正治氏が数ページに要約している。第一章が自決権の学問上の起源、とあるのでここは原文を読んでみたい。 家 正治 ベンジャミン・ニューバーガー『…
私の専門分野の太平洋島嶼国に関して、その歴史も文化も政情も、時事もフォローしていない、外交官、教授、学者を名乗る人がメディアで発言するのを見ると、その間違いや誤解に身の毛がよだつ。現地の人々が命がけて動いている事を私は知っているからだ。 同…
France in the Indo Pacific-MPA Marie Moana https://twitter.com/i/spaces/1MYGNgWPWaZJw?s=20 6月に開催されたifriとSPCの共同開催会議で、出席者のPierre-Yves Le Meur氏が(Researcher in environmental anthropology and ethnoecology, Research Inst…
France in the Indo Pacific-MPA of Kiribati: something fishy https://twitter.com/i/spaces/1yNGaNjpreVJj?s=20 長くなってしまったので2つに分ける。 このパラオ、キリバス、米国が進めるメガ海洋保護区が「絵に描いた餅」というだけでなく「胡散臭いも…
France in the Indo Pacific-Marine Protected Area :IUCN フランスのインド太平洋シリーズの7回目は英仏のインド太平洋のある領土、島がどういう状況かをまとめようと思った。そして欧州の小さな海域で漁業権の争奪戦をするより広いインド太平洋で漁業をし…
France in the Indo Pacific/Japan France maritime cooperation https://twitter.com/i/spaces/1MYGNgWYXyXJw?s=20 日仏関係の中でも海洋を中心にメモしておきたい。 <蚕が結んだ日仏関係> 海上自衛隊が2022年第4回日仏共同訓練「オグリ・ヴェルニー」を…
パラオに海底ケーブルは不要と、ろくな調査も勉強もせずに書いた慶応の土屋太陽と菅谷だけは一生許さん!ちょうど私がミクロネシアの情報通信制度改革を進めてる時でした。幸い、世銀とアジ銀の後押しがあって進みましたが。 I will never forgive Tsuchiya …