2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
猫組長には一度お会いしてご教示を頂きたと以前から思っている。 「ネコノミクス宣言」に続いて2冊目は「暴力が支配する一触即発の世界経済」を拝読。一気に読んでしまいました。それにしてもトランプ政権の恐ろしさよ。 この本にも太平島嶼国の「た」の字も…
月曜日の夜、同志社大学の研究室からジュネーブに住む英国人と日英準同盟を議論していた。翌日まとめて質問を投げかけたら回答があった。 公開して良いというので下記にコピーします。 Can we re-marry? Why did you want to marry us after we had beaten R…
<Felix Cohen,1951> 5つ目はCohen, Felix S., "Book Review: e Open Society and Its Enemies" (1951). Faculty Scholarship Series. 4365. http://digitalcommons.law.yale.edu/fss_papers/4365 資料を精査する際は必ず筆者が何者かを調べる。前者の4つの評を書いた人物はあ</felix>…
カール・ポパーの「開かれた社会」は、ソロス財団がそれを参考にしていたので、一つの「財団のあり方」として以前興味を覚えた事と、フロム同様、ナチスが誕生した背景を洞察しているのではと思って本を手に取った記憶がある。 大学のゼミでこの本が指定され…
「UNLCOS65条の適切な国際組織、あれ複数にしたの日本ですよね。」 「そのはずだけど。」 知り合いのジャーナリストから連絡があった。以前ざっと読んでメモした動物愛護団体の幹部パトリシア・フォルカン女史のペーパーを再度読んだ。 yashinominews.hatena…
海外での学会を控え手元にあったこの本をじっくり読むことはできなかったが、先日京都の大原散策に持って行った。三千院の隅で山から流れる涼しい風を受けながら読むことができた。 誰かが、江崎さんの本を読むと色々と気づかされることが多く、考えが広がっ…
ジャーナリスト、有本香さんが企画した虎ノ門ニュースで佐藤正久外務副大臣が出演。まさか外務副大臣が太平洋島嶼国の、サイパンの闇を語るとは思わなかった。私はこの太平洋の闇をずっと語ってきて、誰も信用してくれなかったのだ。江崎道朗さん以外は!江…
先週、シンガポールで開催された学会に参加してインド太平洋構想宣伝してきました。これは発表資料のパワポの一枚。 ソノケンこと、薗浦健太郎衆議院議員、内閣総理大臣補佐官(国家安全保障に関する重要政策担当)のインド太平洋構想オールジャパン実行部隊…
チャゴス判決に関して先月末に神戸大学玉田大教授の論考が出ていた。 玉田大。「チャゴス諸島分離の法的帰結」判例時評(法律時報)。 2019.06.28 「大国の横暴に翻弄された小国を助ける、という判官贔屓の構図が最初から出来上がっていたと言えよう。」 こ…
2008年、ミクロネシア海上保安事業を私が立ち上げた際、海洋安全保障に関する研究会を設置することを提案した。笹川平和財団で海洋問題を取り上げるのはこの事業が初めてであったことと、この事業は笹川陽平、羽生次郎の2トップがかなり強引に進めた案件で…
2019年タイで開催された会議で「アセアンのインド太平洋構想、展望」が採択された。気になっていたがシンガポールからの飛行機の中で読むことができた。 アセアン諸国がインド太平洋構想に留保があった事は聞いていた。今回の展望はその態度を180度転換する…
大凡30人のバングラデシュ人を乗せたバヌアツ発の飛行機は4時間も到着が遅れ、乗り継ぎのシンガポール行きの飛行機を逃してしまった。パプアニューギニアの首都ポートレスビーに思いもかけず一泊する事となった。 そこは2002年パプアニューギニアの国父ソ…
www.kantei.go.jp ニューカレドニアでこのニュースを聞けるとは思わなかった。 安倍総理とマクロン大統領が歴史的な合意をしたのである。しかも特にインド太平洋の海洋協力は私が以前から安倍政権の主張してきたことである。 なぜフランスの海外領土管理に日…
西パプアを結ぶインフラ計画 今回の会議は、西パプア、ニューカレドニアの先住民カナク、そしてソロモン諸島のブーゲンビルと、今まさに分離独立の動きがある地域の、しかもその研究というより運動をしている人たちの発表が半分くらいあったように思う。正確…
www.youtube.com 有本香さんが佐藤外務副大臣を招いて構成された虎ノ門ニュース。太平洋の問題を佐藤議員がしっかり把握されていて安心した件がサイパンの話だ。残念ながらこの地域、マネロン、麻薬、人身売買の巣窟となっている。そんなサイパンの状況を人…