やしの実通信

太平洋を渡り歩いて30年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

IWC脱退と南極捕鯨の「藪の中」

IWC脱退を巡って、南極捕鯨からの脱退と沿岸捕鯨再開の綱引きを取り上げ、日本が妥協していれば脱退する必要はなかった、という論調が多く見られる。例えば下記の記事だ。 IWC脱退の怪 2018.12.30 高成田 享 「南極海での捕鯨を縮小ないしは撤退する代わりに…

それでもマグロを絶滅させたい人のために

昨日、FBF が「マグロは絶滅危惧種」と書いたウォールをシェアしていたので、未だにそんな馬鹿な事を言っているのは誰だ?と思ったら大学の教授であった。ジェトロ退職者のようで水産業はド素人らしい。 「何言ってるんですか?マグロの卵の数知っているんで…

中国によるタヒチ・ハオ環礁開発の真意

www.radionz.co.nz タヒチで起っていること、ましてやその離島の離島、ハオ環礁の存在自体も、そこで中国が行っている恐ろしいことも誰も知らないし、気にしない。 だからここに書いておこう。 フランス政府の核実験基地であったハオ環礁。実験終了後は大き…

パラオへの監視提供与の問題点

islandtimes.us パラオは豪州と日本財団から海洋警察に船が贈与されているがどれも、離島の緊急要請に対応できず、民間の船が救助に向かった。 これはパラオ海洋警察のせいではない。日本財団、国交相の造船利権、天下り利権である。私は目の前で見て来たの…

米国大統領が進める間違った海洋政策

間違った水産政策、海洋政策が進められているのは日本だけではない。米国はブッシュ、オバマ時代に広大な海洋を禁漁区とした。その影響を受けて米領サモアでは唯一の収入源となっている缶詰工場が3件のうち2件、閉鎖した。近隣で漁業ができず、マグロが水…

アングロサクソン金融マフィアの手に落ちる日本の水産改革<追記あり>

「早川さん、GR Japanって知ってますか?」 このブログで水産資源の事も取り上げてきている。私の専門分野ではないが海洋問題=水産資源と言っていいほど切り離せないのだ。そして2008年に私が一人で立ち上げたミクロネシア海上保安事業が日本財団、笹川平和…

2649回RTされたTW - 国防と美女

自衛隊のパンチラ募集広告に批判が出ているそうですが、オーストラリア「王立」海軍は生身のモデルさんを起用しています。日豪同じ悩みを抱え、且つ発想が同じというところがすごい。https://t.co/Wf9JHbuLva — Dr. Rieko Hayakawa (@riekohayakawa) March 1…

東京帝国大学植民政策講義(7)新渡戸博士の講義 第二章植民の理由・目的・利益

新渡戸の植民政策講義、第二章 植民の理由・目的・利益は10項目もあるのでざっと2、3回でまとめようと思っていたが項目によってはかなり重要で、初回に読んだ時に書き込んだ鉛筆の線やメモがたくさんある。 慌てずゆっくり読んでいきたい。 まずは 第一項 …

今こそ「日本パラオ連合」を!

www.youtube.com 虎ノ門ニュース。良く知っているパラオの事を表面的に語られるとムズムズしてしまう。 例えば、パラオと韓国の関係。決して弱まっていない。大統領が日本に来る1月前、大統領夫人は韓国で開催された統一教会の国際会議に基調講演者として招…

中国ーパラオーフィリピンーヤップ パラオ大統領の闇

Report: Workers on intercepted cruise ship promised Guam jobs Gaynor D. Daleno | The Guam Daily Post Jul 9, 2018 www.postguam.com パラオの闇を聞かれて話していたのだが、「早川さん、それやばい話ではないですか?」と言われ、「こんなの全然やば…