やしの実通信

太平洋を渡り歩いて30年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

政府機関の方々へ - インテリジェンス講座その1

このブログを継続するインセンティブは在外日本大使始め外務省、水産庁多くの省庁の方々から太平洋島嶼国の情報はこのサイトでしか得られません、と言っていただいたことが大きい。 よって政府機関への情報提供も今までしてきた。 知人からの紹介の場合はそ…

安倍総理蘭英訪問〜「東亜の解放」とはなんだったのか?

安倍総理の地球儀外交、インド太平洋構想が止まる所を知らない。 1月9−11日の日程でオランダと英国を訪問。両国のインド太平洋構想への参加を確認した。その他にも多くの協力が合意されている。 オランダと英国。インド太平洋に植民地を持っていた国である。…

「樋口レポート」のリベンジと江崎節

www.youtube.com 2008年に私が立ち上げたミクロネシア海上保安事業。 きっかけは、中国人民解放軍が太平洋分割を意識していることを太平洋司令軍キーティング司令官が公聴会で述べたことに、日本財団の笹川陽平氏が反応し、正論の記事を書いたことであった。…

清瀬弁護人が弁護した<東亜の解放>の真実

前のブログで、矢内原、蠟山の植民地議論を若干知っている当方としては、東京裁判での清瀬弁護人による<東亜の解放>の弁護がかなり厳しいものであと書いた。 矢内原と同じ新渡戸の生徒である芦田均の『第二次世界大戦外交史』に「第35章大東亜共栄圏の構…

<東亜の解放>『東京裁判日本の弁明』「却下未提出弁護側資料」抜粋 小堀桂一郎編

小堀桂一郎編『東京裁判日本の弁明』「却下未提出弁護側資料」抜粋 (講談社、1995年)の清瀬弁護人の陳述に<東亜の解放>についても弁明されているのでメモだけしておきたい。手元にあるのは文庫本だ。 72頁 ぺリーの来訪で日本の国家主権、自主権が侵犯さ…

あけましておめでとうございます。

大晦日の平安神宮 明けましておめでとうございます。 2018年は30年近く太平洋島嶼国やってきて良かったと思った年でした。 1988年から太平洋島嶼国を渡り歩いて30年。2017年4月に海洋議連に呼ばれて講演した際に衛藤晟一議員から安倍政権の「ダイヤモンドセ…

『東京裁判日本の弁明』「却下未提出弁護側資料」抜粋 小堀桂一郎編

パラオのマリリンから「戦争犯罪国家日本はつべこべ言わずにパラオにどんどん金出してりゃいいのよ」と年末に言われ、急に東京裁判の本が読みたくなった。以前江崎先生からいただいた本を読んだ時は「え、そうなの」と言う感想でそれほど印象に残っていない…

「東京裁判のレーリング判事のこと」小田滋

パラオのマリリンに「戦犯国家の日本はつべこべ言わずにパラオにどんどん金を出せ」と言われれ、急に東京裁判の事を知りたくなった。まずは上手に反論できなかった自分を反省したのだ。 以前から気になっていた小堀桂一郎教授の『東京裁判日本の弁明』を図書…

日本は戦争犯罪に向き合え!つべこべ言わずにパラオに金を出せ!

イギリス、ドイツと訪問した欧州記を写真と共にブログに書いておこうと思った年末の木曜日の朝。海洋保護区法案施行が延期になったパラオのFBに、衝撃的なコメントがあった。 海洋保護区が国連海洋法条約上疑義があることを再度私が指摘した事に対する、感情…

IWC脱退をめぐるフランス政府のイデオロギーとナチスの環境保護思想

下記はフランス政府の日本がIWCを脱退したことに対するコメントである。 フランスのヨーロッパ・外務省は12月27日、日本の国際捕鯨員会(IWC)脱退表明を受けて声明を発表しました。 フランスは2019年7月から捕鯨を再開するために国際捕鯨委員会からの脱退を…