やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

本日、11月6日の大統領選

 本日、11月6日は2つの大統領選がある。

 どちらも接戦だ。

 オバマvsロムニー

 もう一つは太平洋に浮かぶ小さな島パラオ共和国

 トリビオンvsレメンゲザウ

 パラオのトミー・レメンゲザウ氏は、ナカムラ大統領時代、即ち1994年に独立したパラオ国家の運営をナカムラ大統領の右腕、副大統領として担った後、2000年から2009年まで2期大統領に選出された。

 今回の大統領選は、当初現大統領のトリビオン氏、レメンゲザウ氏の他に、副大統領、外務大臣等の経歴もあるサンドラ・ピエラントッツィ女史が候補として手を挙げていたが、予備選で3位。この結果を受け、自身は代議士立候補に変更。加えてトリビオン現大統領への支持を表明した。

 よって、サンドラさんの支持票がトリビオン、レメンゲザウ両氏どのように回るかが本日の決戦の見所だ。

大統領予備選結果(在パラオ日本国大使館ウェッブより。)

1位 トミー・レメンゲサウ候補(前大統領)    ・・・4618票

2位 ジョンソン・トリビオン候補(現大統領)   ・・・3100票           

3位 サンドラ・ピエラントッツィ候補(元副大統領)・・・1690票