<ビリオネラーに必要とされる>
ビリオネラーなんて、自分の人生には関係ないと思っていた。
この数週間、このビリオネラーに追いかけられている。
あまり詳しくは書けないけれど、数千億円の財産を持つビジネスマンが太平洋の海洋安全保障を支援したい、と思ったらしい。某国の大統領から「リエコに聞け」とアドバイスされたんだそうです。
このやしの実通信に書いてあるようなことをひょこひょこと話してあげて、米豪の知り合いを少し紹介しただけなんだが、とても感謝されているようである。
ビリオネラーに必要とされている。
100万円のスパが買えずに3千円のワイン樽をお風呂にしている貧乏人が。
これも胡蝶の夢? 素直に嬉しい!
<若きビリオネラーの悩み>
ビリオネラーともなると、しかもフォーブスの世界のお金持ちにリストされるようのなると、ほぼ公人。プライバシーがネットに出る。イヤ、自ら公表している。そうしないと、下衆どもに好き勝手に書かれてしまうのであろう。
さて、ビリオネラーになると、ある日ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットに誘われるんだそうである。「良きビリオネラークラブに入りませんか?」って。そこでお金の使い方を指南されるらしい。
「子供には金を残すなよ。子供が弱くなる。不幸になる。」って。
若きビリオネラーの悩み。
当方には縁のない金額だから、間違っている可能性がある。1ビリンドルって1千億円?
当方が認識できる規模。即ち銀行に100万円の貯金をして利子が数千円、という世界ではないはずだ!
1千億円は、株だったり、不動産だったり。どんどん増えているのではないか、と想像する。
若きビリオネラーは死ぬ前に数千億円を慈善活動に全部使い果たすそうです。
<潰しが効かない?>
太平洋の担当になってから、「島ばっかりやっていると潰しが効かなくなるから他の分野もやれ」とこの25年、よくアドバイスいただいた。
確かに島の特殊な情報は、笹川太平洋島嶼国基金でしか必要とされていない。
で、転職せず四半世紀の人生は過ぎている。(本当は広い知見と組織運営の能力も活かされているんですが。(*^.^*))
ところが、このブログのおかげで、年明にはアノ黒川清先生から「太平洋島嶼国についてディスカッションしよう」とメールを頂いたし、ハワイ大学の副学長から連絡をいただきスカイプで太平洋のICTの議論をしたし。
25年やって来なければ出会えない、経験できない事のような気がする。
世界のビリオネラーに島の事を教える事もなかったであろう。
潰しが効いていたらこんな経験はできないかも?!