日本は夏至、という寺島常務のブログを拝見し、ああ、南と北は反対か、と改めて確認した。
そしてこの冬至の日、マオリが「マタリキ」という新年のお祭りをする。
娘の学校行事もあり親が駆出される時期だ。
マタリキはマオリ語(ポリネシア語)で昴の事。この頃昴が地平線から見えだすようだ。
マタは目、リキは小さい、もしくは アリキは神
よってマタリキは 小さい目 か 神の目、という意味のようである。
この冬至を新年とするのは、ヨーロッパの異教徒も同じであったようである。
12月25日のクリスマスは元々異教徒の新年の祭りに合わせた、と『遊女と天皇』(大和岩男著)にあった。
この日、太陽が生まれるのである。
今日、6月23日はたまたま スーパーフルムーン。月が地球に接近する日。
昨晩の満月はいつもより30%も明るいのだそうだ。
海も月の引力で数センチ上昇する。
夜空はゾッとする程青白く輝いている。
日本では満月と言えば、お団子をお供えし月見の習慣がある。「月見、月見」と一人はしゃいでいたら、西洋では月は狂気を意味するするそうで、月に向かって狼が吠えるイメージがあるようだ。月なんか観ない。
それでもせっかくのスーパーフルムーンなので、「一人月見」を敢行。
月の姿は南半球も北半球も同じである。