本当にがっかりするニュースである。
今月、パラオのレメンゲザウ大統領とコンパクトチーフネゴシエーターのビリー・クアルテイ氏がワシントンDCを公式訪問。目的は2010年からペンディングになっているコンパクトマネーの再履行である。
ところがパラオ案件は緊縮財政の米国にとって、プライオリティリストに乗っていない。他方、パラオにとっては国家存続をかけた死活問題だ。この温度差。
太平洋島嶼国に唯一関心を持っていた米国のアカカ議員もイノウエ議員ももう過去の人となってしまった。
やっぱりパラオは日本と自由連合協定を締結した方がよいのではないだろうか?大陸棚も繋がっているし。地球の裏側のワシントンD.C.ではパラオの存在さえ、認識されていないに違いない。
Give us Palau! Give us Palau! と心の中で呟いている。
パラオのみならず、ミクロネシア3国は米国との自由連合協定の見直しを迫られている。7月に開催されるミクロネシア大統領サミットの重要議題の一つである。
もう一件、関連事項として来年2014年がペリリューの激戦があってから70周年を迎える。
1万を超える日本兵、千人を超える米兵の犠牲を出した。ペリリュー攻撃はチェスター・ウィリアム・ニミッツ司令官の唯一の、若しくは最大の失敗と言われている。
ニミッツ司令官の件は三笠の話もあるのでもう少し調べてまたまとめたいと考えている。
<関連ニュース> OceaniaTVより http://www.oceaniatv.net/
Palau President To Meet U.S. Congress Members On Compact
http://www.oceaniatv.net/2013/06/10/palau-president-to-meet-u-s-congress-members-on-compact-video/
Remengesau pushes for passage of Compact anew in U.S. Congress
Palau to host upcoming Micronesian Presidents’ Summit – VIDEO
Posted on June 24, 2013 by Oceania TV News
http://www.oceaniatv.net/2013/06/24/palau-to-host-upcoming-micronesian-presidents-summit-video/