羽生会長との援助哲学論議の後に待っていたのは娘との人種差別を巡る三段論法論議である。
私「このラジオ番組のアナウンサーは態度が悪い。こいつはキウィである。よってキウィは態度が悪い。」
娘「お母さん、それは間違っている。」
愚夫「このアナウンサーはアイリッシュだ。(愚夫の祖先にはアイリッシュのロードエドワードフィッツジェラルドがいる。)
私「じゃあ、アイリッシュは態度が悪い。」
娘「人種差別をしてはいけない。」
私「では命題を変えよう。お母さんは美人である。お母さんは日本人である。よって日本人は美人である、とは言えない。娘よ、確かにあなたは正しい。」
鍵は、命題の立て方、前提にあるようだ。