先のブログでご紹介した通り、10月27,28日と琉球大学主催「島と海」のシンポジウムに参加する機会をいただきました。
参加というのはコンセプト作りから、参加者の選定、しかも自分の発表までも含み、結構大変な作業になりましたが、海洋政策研究財団の寺島常務のご指導をいただきつつ、勉強させていただく貴重な機会でした。
琉球大学の大城肇教授とは、笹川太平洋島嶼国基金が90年代半ばに開始した、八重山、宮古を含む沖縄、奄美諸島との交流事業をきっかけにご指導をいただいております。
大城肇教授はこの4月に学長に就任され、大学の新たな方向性について、日本財団笹川会長、笹川平和財団羽生会長、海洋政策研究財団寺島常務との協議もされ、島嶼研究と海の課題が上げられていました。
今回のシンポジウムを総括する立場ではないので詳細は差し控えますが、当日は大城学長からご挨拶があり、元海洋研究所所長・元大気海洋研究所所長の西田睦副学長は終日御参加いただきました。
西田副学長とは立ち話ではありましたが島嶼研究に海洋問題は外せないのではないか、というようなお話もありました。西田副学長は研究戦略ご担当で、大学の新たな研究分野を開拓されるお立場です。
それから海上保安庁の方も数名参加いただき、鋭いご質問もいただきました。
第11管区海上保安本部は先にご紹介したOISTと海洋実験事業で協力関係もあるそうです。
大型台風が2つ同時に近づいて、どうなる事かと思いましたが、沖縄滞在は天気にも恵まれました。パラオ、ハワイ、オーストラリアからの参加者とは多くの話ができ、寺島常務とは海に関する面白い話をたくさん伺う事ができました。まだ消化しきれていませんが、少しずつここに書いていきたいと思います。
最後に藤田教授、豊見山和行教授はじめ、琉球大学国際沖縄研究所の皆様に大変お世話になりました。ありがとうございました。