先日、大手新聞社の幹部と話す機会があり、パラオの話になった。
幹部「確かにパラオの人たちは日本人を意識して話している感じがしますね。」
私「あのですね。島の人のイエスは10の段階があるのです。ノーを意味するイエスから本当のイエスまで。こっちがちゃんと腹を読んで対応せなアカンのです。」
幹部「京都人と同じだ」
私「そうです!」
色々調子に乗って話した。
私「日本はどーやって統治を始めたか知ってますか?まず島人に日本に来てもらって色々様子を見てもらいこういう風になりたいか確認したのです。それで島の人は以前は学校も病院もないわけですから、日本のようになりたい、と。」
幹部「それ、どこに書いてありますか?」
私「ンンン、確か矢内原だったような」
今日矢内原全集をめくってみたが見当たらない。やはり気になった箇所はブログにメモしておくに限る。
ところで矢内原全集は1〜5巻が植民地論文である。南洋群島は3巻に収まっているが、5巻の小論が数点ある。こちらの方が読みやすい。
パラオへ行くあなた。自分で勉強してから行きましょう!少なくとも矢内原だけは読んでパラオに行こう!