やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

やっぱり予定説

 年末、血のにじむような(!)努力でアレンジをした某国大統領と親分の面談。

 年明けにいよいよ本番を迎えたが、東京は大雪。ハワイ、サイパン、グアム行きが次々とキャンセルとなる中で、なんと親分の乗る予定であった飛行機だけが、数時間遅れで運航したのだそうである。

 これを「奇跡」と言わずになんと言おうか。

 危うく、私の血のにじむような(!)努力が泡と消えるところであった。

 やっぱり「予定説」predestinationでこの事業は動いている。

 2008年に始まったミクロネシア海上保安事業。今までも何度か、この事業自体が泡と消えそうな危機があった。その時助けてくれたのは人脈。でも今回は天災なので、神のご加護がこの事業に与えられているとしか考えられない。

 会談結果が待ち遠しい。