やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

ソロモン諸島避難所で24名のハンセン患者が発見される

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写真は http://blog.unicef.org.nz/ から。

4月に大洪水のあったソロモン諸島。27の避難所が設置され、数千人が家を失い、少なくとも22名が死亡した。

未だ非避難所で暮らす24名の子供がハンセン病である事が発見された、というニュースである。

Leprosy Outbreak Affects 24 Children In Solomons Evacuation Centers

WHO, government claim situation under control; no deaths reported

http://pidp.eastwestcenter.org/pireport/2014/June/06-13-13.htm

伝染力が極めて低いハンセン病が避難所でoutbreakした、というより、以前から保持していた患者が今回の洪水で避難所暮らしをする中で病気が発見されたということではないでしょうか?素人考えで間違っているかもしれません。

<関連ニュース>

Leprosy awareness up in Solomon Islands

11 June 2014

http://www.radionz.co.nz/international/pacific-news/246949/leprosy-awareness-up-in-solomon-islands

Leprosy awareness up in Solomon Islands

11 June 2014

http://www.radionz.co.nz/international/pacific-news/246949/leprosy-awareness-up-in-solomon-islands

ハンセン病制圧活動記」その16 ―村から追放された患者 その1―

http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/4451

上記のニュースと直接関係ないが、インドネシアパプア州のビアク島で隔離されたハンセン患者の話である。