やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

パラオ海洋保護区の行方

海洋保護といより資金メカニズム、即ち新たな環境税と信託金設置を目的としたパラオのメガ海洋保護区。ここに来て環境税が議会で却下となった。

Palau Senate Panel Throws Support behind Tourists Fee Repeal

March 21, 2017

https://www.pacificnote.com/single-post/2017/03/21/Palau-Senate-Panel-Throws-Support-behind-Tourists-Fee-Repeal

それでカジノをという話がでたのであろうか?下記の2つの資料はじっくり読みたい。

しかし、そもそもどのように海洋保護をする計画だったのか?

多分ピューが中心となって作成したMONITORING, CONTROL, AND SURVEILLANCE,

The Next Five Years 2016–2021 というレポートがある。下記からアクセスできる。日本からは外務省、笹川平和財団の参加したワークショップの成果のようだが、パラオ国内で協議されたのであろうか?

https://scripps.ucsd.edu/sites/scripps.ucsd.edu/files/communications-content/field_attachment/2016/Palau%20MCS%20Plan.pdf

こちらが海洋保護区法

RPPL No. 9-49 Palau National Marine Sanctuary Act

http://www.paclii.org/pw/legis/num_act/msrn9492015252/

Amendment

http://www.paclii.org/pw/legis/num_act/atmparn9502015398/