あまり関心がなかったアメリア・イアハート失踪事件。
日本軍に捕まって処刑された、というニュースが広まり、日本政府に情報を出させろ、というコメントまで出回っている。
知っている人は知っている案件だが、日本叩きが好きなのは日本人なので、見過ごす訳にいかないと思い、今日一日フォローすることとになった。
こういう時iPhoneは便利だ。どこにいても世界とつながっている。
フェイクニュースはあっと言う間に広まるが、SNSのおかげで火消しが行われているように観察する。
火消し役は、先のブログにあげた、元防衛大学教授平間洋一先生と、太平洋学会の中島宏氏(故人)が協力した米国のNGO, TIGHAR - The International Group for Historic Aircraft Recovery だ。
下記のサイトに詳細な写真の分析が掲載されている。
The Jaluit Photo: What's Wrong With This Picture?
https://tighar.org/Projects/Earhart/Archives/Research/Bulletins/83_JaluitPhoto/83_JaluitPhoto.html
この写真に関してはすでに数年前に否定されている事も書かれている。
そして、
"Sloppy research and imaginative interpretation are regrettable but forgivable. "
ずさんな調査と想像による解釈は残念だが大目に見る事ができる、と。
この件で儲ける事ができるジャーナリストや写真を一枚8ドルで売る人も出てきているのだそうだ。
それよりも私が気になったのは、日本を悪者にしたい、特に今回は日本政府を悪者にした人々がいる事だ。日本政府に情報を出せ、とコメントする人もいる。
女性や子供に原爆を落したexcuseのストーリーを米国人は必要としているのではないか?罪なきヒロインの女性飛行士を処刑した日本人が必要なのではないか?