やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

手話は公用語 ー その1

手話は公用語 ー その1

 ニュージーランドの小学校は5歳の誕生日が入学日である。よって入学式なるものはない。

 なんとなく、学校が始まる。

 娘は5歳から、早速手話の挨拶を覚えてきた。

 ニュージーランド福祉国家であり、平等を重んじる国なので、先生も学校も偉いなア、大変だなア、位に思っていた。

 先住民のマオリ語は公用語で娘はマオリ語も学校で習っている。最近は「ハカ」やマオリ語のスピーチまでできるようになった。

 英語とマオリ語、それに母語にの日本語と娘も大変じゃ、と人ごとのように思っていたが、手話もニュージーランドでは公用語である事を先週始め知った。ウィキペディアで知って、ウェッブサーフィンをしたら確かにそのようであった。

 ニュージーランドには3つの公用語がある。英語、マオリ語、手話。

 その事をTwitterでつぶやいたら何件かリツイートされて、フォロワーも数人増えた。もしかしてこういう情報は結構貴重なのかもしれない、と思い、この分野は全く素人だが、お母さんの感覚で少しレポートしてみようと考えている。

 何よりも、手話の発展を一時後退させた犯人のアレクサンダー・グラハム・ベルは勉強中の電話の開発者であり、全く関係ないわけでもない。

 まずは、学校の先生にインタビューして来ようと思う。何か質問事項でアドバイスがあればコメントください。