やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

108歳のピアニスト

羽生会長から太平洋における米国の動向を調べてほしい、という指示が下った。

「そんな事できません。」と泣いて逃げる年ではなくなった。

「了解しました。」と応えるしかない。

笹川良一名誉会長ではないが、世の中何が幸いするかわからない。

米国連邦政府のキャンベルクラスの方からメールが来た。

「会って話しましょう。」

オバマ大統領のポリティカルアポイントメントで就任された方で、考えようによってはキャンベル博士より格が上である。

海洋研究の大家、ベイトマン博士からは

「明日から始まるシャングリラ対話会議が重要である。ウォッチせよ。」

とのアドバイスをいただいた。

パネッタ国防長官のスピーチとQ&Aは面白かった。

やっぱり、人類が存在する限り戦争は続き軍隊は必要なんだろうな〜、と生まれ育った米国西海岸でパネッタ少年が見て来た太平洋大戦やベトナム戦争に思いを馳せた。

大人になったパネッタ少年は国防長官になって、長官としては初めてベトナムに入った。

米国は5.8万人の犠牲者と30万人の負傷者をベトナム戦争で出している。

そんな時、音楽友達からアリス・ゾンマーという108歳のピアニストの話を聞き、ウェッブで探した。ナチス収容所からの生還者。人生のHappinessとFreedomを語っている。12分30秒のビデオ。

Alice Herz Sommer - A Century of Wisdom

http://vimeo.com/39862940