先週、マーシャル諸島で開催された第44回PIF年次総会、そろそろ報告や評価が出てきた。
コミュニケの他に気候変動を取り上げたMajuro Declarationも作成された。
<コミュニケ>
http://pacificpolicy.org/wp-content/uploads/2013/09/2013_Forum_Communique.pdf
<マジュロ宣言>
http://pacificpolicy.org/wp-content/uploads/2013/09/PIF_Majuro_Declaration.pdf
バヌアツにあるシンクタンク、Pacific Institute of Public Policy所長、Derek Brien氏の評価が手厳しい。文章のタイトルは
「またまた、パッとしない、フォーラムコミュニケ」
"Another lackluster Forum communiqué"
http://pacificpolitics.com/2013/09/another-lackluster-forum-communique/
今回の年次総会の主要テーマであった「気候変動」もパッとしない。
もっと挑戦的でよっかんじゃない?
パシフィックプランの評価は?2015年が期限のMDGsは?
しかも太平洋島嶼国が対応しなければならない下記の課題には一切触れられていないじゃないか。
- 福島原発事故の汚水問題。
- オーストラリアへの違法移民、難民の一時避難場所としての島嶼国への対応。
- 西パプア、仏領ポリネシアの独立問題。ここ最近の活発な動きを無視してる。
- 漁業資源管理の問題。
そして最後にBrien氏、来年の議長国に期待したい、と結んでいる。
そう! 来年の議長国はパラオです。