昨日までパラオで開催されていた第45回太平洋諸島フォーラムのコミュニケが出ました。
FORTY-FIFTH PACIFIC ISLANDS FORUM
KOROR, REPUBLIC OF PALAU 29 – 31 July 2014
FORUM COMMUNIQUÉ
http://www.forumsec.org/resources/uploads/attachments/documents/2014_Forum_Communique_31Jul2014.pdf
Annex A Framework for Pacific Regionalism
Annex B Palau Declaration on ‘The Ocean: Life and Future’
この中で重要なのはAnnex B Palau Declaration on ‘The Ocean: Life and Future’である。
今後開催されるSIDSや国連総会で本宣言を積極的にアピールしてく事。2015以降のSDGには「海洋」を単独で入れる事を提案している。
実はこのパラオでの会議に安倍総理が参加する事が検討されていたが、カリブ海の島嶼小国家共同体CARICOMと首脳会談を開催しにトリニダードトバコへ行ってしまいました。
カリブの方では何を話したのか?やっぱり海である。そしてSIDS2014。
プレスリリース
日・カリブ共同体諸国(カリコム)首脳会合 ~日本の対カリコム政策~
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000047231.pdf
Press Release
Japan – Caribbean Community (CARICOM) Summit Meeting ~Japan’s CARICOM Policy~
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000047229.pdf
海洋政策研究財団、寺島常務(笹川太平洋島嶼国基金の現運営委員長)からの依頼で急遽サモアで開催されるSIDSに参加する事になった。SIDSにはPIF, CARICOM、両方の島嶼国家がメインの顔ぶれである。
日本が海洋問題を中心に小島嶼国を支援していく方針は、安倍政権の方向でもあるようだ。当然ながら、これが来年の島サミットにつながる事になるのであろう。