Tim Jacksonの"Prosperity without Growth"を読んでいる。
ここにあった表にちょっと驚いたのでメモだけ。
the health and social benefit of equality 所得格差と健康と社会的利益の相関を表したもの。
Richard Wilkinson and Kate Pickettの"The Spirit Level: Why Greater Equality Makes Societies Stronger "がソース
日本は先進国の中でも一番所得格差が小さい。そして一番健康で平和な社会。
その対局にあるのが我友人のUSなのだが、NZも格差が大きく不健康、不健全な社会のトップ5には入っている。
ここで思い出したのが、クリスマス休暇を家族でハワイで過ごしている米国のオバマ大統領とニュージーランドのキー首相。新年から二人でゴルフをしていた様子がニュースに流れていた。
メリルリンチ勤務でミリオネラーとなったキー首相は豪華な別荘をハワイに所有している。
それから、思い出したのはNZテレコムの社長か会長のお給料。何十億円だったと記憶している。
NTTのトップの給料っていくらだろう?
ニュージーランドの首相や電話会社のトップと庶民の所得格差がかけ離れていようと、庶民は文句を言わない。
日本の首相がこの時期ハワイで休暇なんか取ったらどうなるか?
NTTの社長の給料が数十億円だったらどうなるか?
TEDに出てますね。日本語訳の本も。
リチャード・ウィルキンソン 「いかに経済格差が社会に支障をきたすか」
http://www.ted.com/talks/richard_wilkinson.html
『平等社会 ー 経済成長に代わる、次の目標』
リチャード・ウィルキンソン/著 ケイト・ピケット/著 酒井泰介/訳
東洋経済新報社、2010年4月
この人日本の事好きだろうな。。