やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

ソマレ閣下、旭日大綬章を受章

パプアニューギニア建国の父、マイケル•ソマレ閣下が最高位の旭日大綬章を受章された。

下記は平成27年4月29日付けの政府資料である。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000078270.pdf

 

しかも青年独立運動の志士、ソマレ閣下が建国したパプアニューギニアは今年で40歳を迎える。二重に目出たい。

 

安倍総理のパプアニューギニア訪問が決まってから慰霊の場所を選定する際、パプアニューギニア政府の中で意見が別れた、とこれはウワサで聞いている。

ウェワックに決まったのはソマレ閣下がいたからであろう。2014年私がパプアニューギニアにいるとき安倍総理の訪問先候補の意見を求められた。

そして安倍総理一行はウェワックで想像を絶する歓待を受けたようである。

パプアニューギニアの独立がなければそれに続くメラネシア諸国、ソロモン諸島(1978年)とバヌアツ(1980年)の独立もなかったかもしれない。